もつ鍋の定番はシンプルな醤油味

もつ鍋の定番はシンプルな醤油味

使用する調味料により仕上がりに変化があるもつ鍋ですが、迷うなら定番はなんといってもシンプルな醤油味です。
もはや王道スープといっても過言ではないほど、多くの人達に愛され続けています。
こってりとしたモツに似合うさっぱり感とのコラボレーションは、高い人気をキープし続ける要因です。
基本的にスープはあっさりするものの、モツがこってりなので良い仕事をしないはずがありません。
一杯やりたい時のお酒にも合う風味ですから、一人飲みや大勢での飲み会にもピッタリです。
もちろん家族で食べるのも、皆でワイワイ箸をつつくのも楽しくなります。
自家製スープにするならだし汁にこだわるのも悪くはないこと、昆布や鰹節にあご出汁など好みでベースを作れるのも嬉しいです。
さっぱりだけで度も濃厚なモツを活かしたい、そんなときに醬油ベースのもつ鍋は、期待を裏切ることがありません。
味噌で濃厚に煮込むのも良いですし、塩であっさり野菜風味を活かすのもいいですが、醤油味は不動の人気です。

本場九州のもつ鍋のシメはちゃんぽんで決まり

なぜ、もつ鍋のシメはちゃんぽんなのか?というと福岡県の天神に1階に中華料理店、2階にもつ鍋店が入っていた雑居ビルがあり、もつ鍋の店主がこっそり中華料理店に忍び込んで麺を入れて見たところ美味しかったのが広まったはじまりだそうです。
もちもちの食感でどんなダシにもよく合い、麵の太さもちょうどいいため、ホルモンや野菜のエキスを麵がしっかり吸って、たくさんの具材と一緒に食べることができて、腹持ちがよく栄養価が高いことで注目されておりコラーゲンも豊富なので女性にとって肌に良い効果が期待できます。
麵を入れるタイミングは、ニラがスープを吸ってクタクタになったら麵を入れてひと煮立ちさせます。
ホルモンは割とすぐ火が通るため、煮すぎると固くなってしまうので注意してください。
鍋のシメには、ご飯だったりラーメンだったりうどんを入れてみたり色々とありますが、本場の九州の郷土料理を体験するなら、ちゃんぽんで試してみるのも良いと思います。

著者:山地正一郎

筆者プロフィール

福岡県春日市生まれ。
地元で発行しているグルメ情報誌の編集長。
もつ鍋を美味しく食べるポイントを記事にまとめました。